HDDからSSDに換装で動画エンコード時間が速くなるかを実際に検証

ネットで調べるとHDDからSSDに換装しても動画のエンコード時間に影響はないという情報が多いものの一部ではSSDに変更後に速くなったという情報もあり、よくわからないので、実際に比較してみました。

検証した環境

  • OS/ windows10
  • CPU/ core i5 3470 
  • メモリ/ 12GB
  • 使用ソフト/ shotcut
  • 動画/ 2.99GB TS動画をMP4に変換 品質設定は55%(デフォルトのまま)
  • HDD SSDどちらもSATA接続
  • エンコード時間はスマホのストップウォッチで計測

HDDとSSDの動画エンコード時間の比較

使用したHDD WD2500AAKX 16MB Cache
 


 
HDDのエンコード時間
  • 1回目 31分45秒
  • 2回目 30分02秒
  • 3回目 32分18秒
 HDDのエンコード時間の平均31分22秒
 
使用したSSD シリコンパワー A55/ 256GB  


 
SSDのエンコード時間
  • 1回目 30分31秒
  • 2回目 31分15秒
  • 3回目 30分10秒
 SSDのエンコード時間の平均30分52秒
 

SSDで動画エンコードは速くならない

検証の結果ほんの少し速くなっていますが、ほとんど誤差と言っていいレベルなので、SSDに換装してもエンコードは速くなりません。

メモリを増設したときは約10%速くなったので、それと比べても全然速くなっていません。
やはりエンコード時間を短縮したいならCPUのアップグレードが必要です。
ただし、SSDにすると編集の際の動画の読み込みが少し速くなるので、編集時間も含めて考えると多少の時間短縮にはなるかもしれません。

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