SSD、SSHD(ハイブリッドHDD)、HDDそれぞれにデータを保存する際の書き込みスピードを検証します。
接続はSATA-USB変換アダプタを使いますので、直接SATA接続したときよりも全体的にスピードが落ちてる可能性を考慮してお読みください。
検証に使用したストレージとPCスペック
- SSD/ シリコンパワー A55 256GB 3D NAND
- SSHD/ MAL2500HSA-T54l 500GB cache8MB 5400rpm
- HDD/ HGST Z7K500-320 7200rpm
- 富士通 D582/G 64bit
- CPU CORE i5 3470
- メモリ 12GB
- OS windows10
HDD SSHD SSD書き込み速度の比較
2.19GB、30分のMP4動画を5回書き込みます、1度書き込んだ動画を削除して同じものを再度書き込みました、書き込み時間の計測はスマホのストップウォッチを使いました。
HDDの書き込み速度
- 1回目 59.35秒
- 2回目 39.02秒
- 3回目 40.35秒
- 4回目 25.39秒
- 5回目 40.24秒
HDDの平均書き込み速度40.87秒
SSHDの書き込み速度
- 1回目 29.36秒
- 2回目 29.36秒
- 3回目 30.65秒
- 4回目 26.93秒
- 5回目 30.58秒
SSHDの平均書き込み速度 29.38秒
SSDの書き込み速度
- 1回目 31.13秒
- 2回目 8.87秒
- 3回目 8.85秒
- 4回目 8.70秒
- 5回目 8.80秒
SSDの平均書き込み速度13.27秒
SSDは2回目以降の書き込み速度が速い
SSD、SSHD、HDDの順に書き込みスピードが速かったです、SSHDはHDDと比べて約30%程早く書き込みが終わります、SSDはSSHDと比べると約65%の時間短縮になります。
SSDは1回目の書き込みはあまり速くありませんでしたが、2回目以降の書き込みが急激に速くなりました。
HDDとSSDの良いとこどりのハイブリッドSSHDがどれぐらい速いのかを知りたくて検証してみましたが、HDDより少し速い程度で、やはりSSDにはスピードで太刀打ちできないようです。
SSHDは耐久性に問題があるらしいのとSSDの価格がどんどん安くなっていることを考えると基本的にはSSDの方が良いと思います、特に起動用のストレージとして使う場合はSSDのほうがおすすめです。
SSHDは安くてHDDより少し速いので、動画など大容量のファイルを素早く保存する用途であれば役に立つと思います。