メモリ増設で動画のエンコードが速くなるか検証

shotcutでTS動画をMP4にエンコードする時に遅いので、メモリを増やしたら速くなるか実際にやってみました。

メモリ8GB→12GBに増設

8GBのメモリから4GB増やして12GBにします、購入したのはサムスンのPC3-12800、M378B5173QH0-CK0です。 
 

 
すべて同じサムスンのメモリを入れてあります。

 

メモリを2枚から3枚に増設しました。
 

増設前は23分の動画で約20分かかる 

パソコンのスペックは以下の通りです。
 
  • 富士通 D582/G 64bit
  • CPU CORE I5-3470(3.20GHz)
  • OS Windows10
  • ストレージ HDD 320GB 
  • 使用ソフト Shotcut

shotcutで22分58秒のTS動画をMP4にエンコードしました、画質の設定は初期設定のままで品質設定は55%で、エンコード以外の作業はしていません、その結果、20分5秒かかりました。

大体、動画の長さより少し早いぐらいの時間がかかります。
動画は2.395GBから612MBまで小さくなりましたが、画質は見た目では殆ど変わりませんでした。

増設後は約10%エンコード時間が短くなる

今度はメモリを8GBから12GBに増やして、全く同じ設定で、同じ動画をエンコードしてみました。

結果は18分4秒かかりました、メモリ4GB増設後は凡そ10%時間が短縮されました。
もしさらにメモリを4GB増やして同じ分だけ速くなるなら全体で約20%速くすることができます。
 
少ししか速くならないですが、長時間の動画をエンコードする場合は結構、必要時間が変わってきます。

エンコード中のCPUの使用率が100%近い

動画のエンコード中にタスクマネージャで確認するとCPUの使用率が89%から100%の間になっていましたので、かなり負荷がかかっているようです。
CPUをもっと良いものに変えた方が効果が高いですが、対応CPUが限られている事と値段が高いので、メモリ増設の方が安くてお手軽です。
 

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