Bluetooth接続のワイヤレスイヤホンSOUNDPEATS(サウンドピーツ) Sonicを購入したのでレビューします。
SOUNDPEATS Sonicの主なスペック
- QCC3040チップセット搭載
- aptX adaptiveコーデック対応
- 低遅延ゲームモード機能搭載
- 15時間連続再生可能
- IPX5防水
音の遅延が少ないゲームモードが便利
ワイヤレスイヤホンは遅延が起きやすいのでゲームにはあまり向かないと思いますが、このSOUNDPEATS Sonicは左側のイヤホンのボタンを連続3回押すとゲームモードになり、音の遅延が減ります。
実際にゲームモードで使用してみると僅かに遅れているような気がする程度で、殆ど有線イヤホンと変わらなかったです、もう一つ持っているワイヤレスイヤホンのTRUECAPSULE2と比べるとかなりの違いがあります。
音楽ゲームなどでなければ違和感なくゲームがプレイできると思います。
因みにゲームモードにしなくてもTRUECAPSULE2よりはずっと遅延が少なかったです。
遮音性・装着感・デザインなど
遮音性や音漏れはカナル型としてはごく普通です、よほど大きな音で聴かなければ迷惑がかかるほどの音漏れはしません。
色はやや光沢のあるグレーとゴールドです、プラスチックですがそんなに安っぽくは感じないです。
装着感は良いと思いますが、あまり激しい動きをすると外れます、TRUECAPSULE2のように細長い形状ではなく丸いので、邪魔になりにくく、目立ちにくいです。
スイッチの操作についてはTRUECAPSULE2がタッチ式であるのに対してSOUNDPEATS Sonicはボタン式です、タッチ式だと誤作動がある反面、力を加えずに操作できる点がメリットです、逆にSOUNDPEATS Sonicは強めにボタンを押し込まないと反応しないので、頻繁にボタンを押すと繰り返しイヤホンを耳に押し付ける事になるのでちょっと使い難いです。
一度Bluetoothの設定を行えばイヤホンを充電器から取り出すだけで自動的にペアリングされるので、何度も設定しなおす必要はありません。
音質レビュー
4点/5点満点中
全体的にクリアで明るい印象の音質、約5000円で価格なりの解像度か、それ以上の分解能があります、ただダイナミック型なのでバランスドアーマチュアほどの繊細な鳴り方はしません、特にシンバル、鈴などの細かく高い音を聴き比べると違いがわかります。
クリアで明るい音でありながらダイナミック型らしい厚みのある音です。
高音域はシャリつきが少なく刺激があまりないです、低音域は量はそれほど多くないですが、やや反響音があり、締まった低音です、中音域は低音の量が少ないこともあってクリアで聞き取りやすいです、音がこもるような印象は殆どありません。
ヴァイオリンはクリアな音で聴きやすいです、チェロは低音の量がもう少し欲しい感じがします、トランペットなどの金管楽器はクリアな音で且つ低音の響きがあるので楽しめます。
テクノ、EDMは明るくクリアな音質に合っていると思いますが、高音域にもっと刺激があってもいいかもしれないです、ロック、メタルも質の良い低音で楽しめますが、もう少し低音に量が欲しいです。
基本的に不得意なジャンルが無く、どんな曲でもそつなく聴かしてくれるイヤホンですが、悪く言うとこれと言って得意なジャンルが無いといえるかもしれません。
色んなジャンルの曲を満遍なく聴く人におすすめです。