魔紀行 PSサウンドノベルレビュー SuperLite1500シリーズ

プレイステーションのサウンドノベル「魔紀行」をプレイしたのでレビューします。

魔紀行SuperLite1500シリーズ

 2.5点/5点満点中

ゲームシステム

いわゆるサウンドノベルタイプの文字を読み進めていくゲームです、 キャラクターはシルエットで描かれ、基本は静止画ですが、所々でCGムービーが入ります、CGムービーは別のサウンドノベル「最終電車」よりもやや多いです。
セーブは決められたポイントでしかできません、ゲームを進めていくと一定の間隔でセーブができます、一つのメモリーカードに3つセーブができます。

ストーリー

大学のオカルト研究会メンバーの男女がホラースポット見学ツアーに参加し、京都に向かうところから始まる、ジャンルとしてはミステリー?、ホラーと言った方が良いかもしれないです。
 
ストーリーは桔梗櫻編と如来館編の2つしかなく、メインの桔梗櫻編をクリアするのに3時間足らず、如来館編をクリアしても4時間以内にはクリアできると思います、すべてのバッドエンドを見るともっとかかると思いますが、普通にやるとすぐに終わってしまいます。
 
どちらのシナリオも京都を舞台に陰陽師と死者を蘇らせる事が関係するストーリーになっています、それぞれ違う結末になるのですが、どちらも同じ旅館を舞台にしているので、ストーリーだけでなく、グラフィックも同じような見た目で代り映えしないのが少し残念です。

桔梗櫻編は最終的にはアニメ的な展開に如来館編はゾンビ映画的展開になります、ホラーですがそんなには怖くはないと思います。
本格的な謎解きなどは無く、基本的には文字を読み進めるだけなのであまり緊張感が無いように感じました。
 
ストーリーが短い割に登場人物が多く、矢継ぎ早に紹介されるので覚えるのがちょっと大変でした、 なぜか、かまいたちの夜に出てくる関西人のキャラクターと性格やセリフ回しがそっくりな人が出てきます、あまりにも似すぎてるのでパロディなのかもしれません。

まとめ

最終電車の方がストーリーの多彩さとボリュームで上回っていると思いますし、最終電車の方がもう少し恐怖を感じられるストーリーになっているので、それと比べると少し劣るかなと思いましたが、サウンドノベルが好きな人は楽しめると思います、ただし、ややレアなソフトなので手に入りにくく、最終電車よりも値段が高いので、お得感はあまりないです。
 

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